金曜日の夜から、姪っ子のヨウちゃんが、お泊りに来ていました。
そして、土曜日の朝も、日曜日の朝も元気?に、お弁当を作って、陸上の練習に行きました。
ヨウちゃんが、うちにお泊りに来たのは、今年に入って、三度目です。
一度目は、1月年明けの冬休み中。これも高校生達と混ざって、陸上の練習に参加させてもらうためでした。
でも、ヨウちゃんは、足の痛さに、その練習を最後までみんなと一緒にすることが出来ませんでした。
その足の痛さを我慢しながら練習を続けようとしていたヨウちゃんでしたが、そこにいたのは陸上プロのコーチ。
ヨウちゃんの、その様子を、見逃すことはなく指摘。
ヨウちゃんは、その後は、ずっと筋トレになってしまいました。
でも、この足の痛みは、ずっと持っていたらしく、我慢していたようでした。
その痛みが、いつ頃からだったのかは、聞くのを忘れていましたが・・・。
その時のヨウちゃんの身体は、パツパツのパンパン。
体中が、ありえない硬さでした。
そのことについて、整体の先生に相談して・・・。
早速、冬休みが終わってすぐの三連休に、二度目のお泊り。
そして、先生に身体をみて頂きました。
先生がヨウちゃんの身体をみて口から出た言葉は・・・
「高校に行って、3年間走り続けられる身体ではない。」
その言葉は、私がヨウちゃんの身体を触った時、感じたことと同じでした。
「走るのは良いけど、きちんとメンテナンスもしないと・・・。一日2時間はストレッチしないと・・・。柔らかい筋肉を付けて・・・。アスリートは身体と精神と、どちらのメンテナンスも出来て真のアスリートなんだよ。」
先生は、続けて、色々なアドバイスを下さいました。
「身体を治せば、もっともっと早く走れる、記録を出せる身体になるよ。」
その言葉は、最初の言葉の後だったから、本当にホッとして、嬉しかった。
ずっとずっと走り続けてきたヨウちゃん。
とても責任感の強いヨウちゃんは、みんなの期待を背負いながら、いっぱい抱えこんでいたのかな?
それは大いにあるよね。
私達家族は、ヨウちゃんの走り姿が大好きで、みんなで応援に行っては、
「頑張って~、走れ~。」
このブログにも、何度も何度も、その事は書いてきました。
みんな、ヨウちゃんを応援しながら、その走る姿にパワーをもらっていたんです。
よく、その期待に応えて来てくれていたよね。
本当に、ありがとう。
でも、その身体で、今までよく走ってきたよね。
ごめんね。その言葉が重かったこともあったでしょ?
それが、身体の重みになったりして・・・。
高校に行ってたら、みんなの期待に応えるとか、考えなくて良いんだよ。
走ることが好きだったら、走れば良いんだからね。
走ることが気持ちよかったら、走り続ければ良いのだから・・・。
無理しないで良いからね。
走ることを、楽しんで過ごして欲しいなあ。
私達は、走ることを気持ちよく楽しんでいるヨウちゃんでいられるように、サポートさせてもらえたらと思います。
金曜日の夜、私は寝ているヨウちゃんの足の甲、足裏を徹底的に研究しながら、コリをグリグリグリ。
ウムッ、この間よりも、身体が柔らかい。便秘も治ってるみたいだし・・・。
毎日、しっかり水分もとるようになって、お風呂上がりに毎日ストレッチをしてきたからかな?
でも、土曜日のヨウちゃんは、前回同様、途中で足が痛くなって、またみんなと一緒に練習を続けることが出来なかったみたいです。
ヨウちゃんが陸上に行っている間、私は、建築の学校に行って、帰って来てから、ヨウちゃんの痛みの原因を追究。
この本達とずっと睨めっこ。やっぱり、凄い面白い本達です。
西洋医学で処理出来ない場合は、東洋医学で・・・。
骨には異常はなかったと病院のレントゲンの撮影で言われていたから、あとは筋肉のコリや内臓の問題などが原因かと・・・。
足の甲の痛みの原因がなんとなく見えてきて、土曜日の夜は、お風呂で身体を温めてもらって、今回は整体ではなく、全身、アロマオイルでトリートメント。
ビタミンE、ミネラルを豊富に含み、代謝機能を促し、身体を温め血行促進を促すセサミのキャリアオイルに、下肢の冷えにオレンジ、筋肉にローズマリー、むくみや毒素の排出にゼラニウムの3種類のエッセンシャルオイルを入れて、トリートメント。
右足の甲の痛みの原因であろう、足裏の膀胱の反射区や、胃経、腎経は特にカチカチの状態。
足の甲に沢山ある、小さい骨をつなぐ筋。それは足裏の膀胱の反射区、腎経始まりからお腹を通って、胸の方まで繋がっている。なかなか緩まない。時には肘を使ってやってはみたけど・・・。
ヨウちゃんが
「痛い~、くすぐったい。もう、そこ駄目。やめよう。」
と、言われても、
「そうなの?大丈夫、大丈夫。」
と、とぼけたふりして、徹底的に・・・。
私の指先には、ヨウちゃんの身体に滞っていたものが流れ出すグジュグジュや、プチプチといった感触が・・・。
しかしながら、足の甲のこりも、足裏のこりも、酷かったけど、足は勿論、背中も、お腹も、胸も、顔も、頭も、腕も、どこやっても、痛いかくすぐったいかのどちらか。
本来、身体が悪くなければ、気持のよいトリートメント。
ヨウちゃんには、苦痛がいっぱいでした。
でも、それを我慢した甲斐があってか、日曜日は、ずっと走り続けることが出来たそうです。
昨日の夜、ヨウちゃんにその話を聞いた時、エステも整体も、勉強していて良かったって、心から思いました。
何処だかで、勉強に行った時に、ぶっちゃけ話で聞いたことがあります。
クライアントがいくら治したいと思っても、
「お金払うから治して当たり前だろ。」
と、いう態度の人は、本当の意味で治ることはない。
セラピストが、この人を本気で治したいと思える人でなければ、自分達がいくら時間をかけても治らないんだよ。
気を入れようと思っても、気が入っていかないんだよ。
本当に面白いことを言う人だなあって思ったけど、なんとなく分かる気がしました。
私が、本気でヨウちゃんの身体を治したいと必死になったのは事実。
その気が伝わったような。
ヨウちゃんがその気持ちを素直に受け止める力もあったからだとも思います。
ヨウちゃんは、昨日の夜は、久々に思いっきり走ったから、足が、またパンパンになってしまったようです。
そんな時は、しっかりビタミンをとって、身体をお風呂で温めてストレッチ。
ヨウちゃん、出来たかな?
これからも、身体のメンテナンスしっかりして、自分で自分の身体を守っていくんだよ。
ミキ姉ちゃんに出来ることがあれば、サポートはさせてもらうからね。
また、遠慮なく遊びに来てね。
一緒に美味しい物食べに行こうね。
私達家族は、ヨウちゃんの活躍が、とても嬉しかったです。
でも、ヨウちゃんの身体の事を、今まで気づくことが出来ませんでした。
心から反省します。ヨウちゃん、本当にごめんね。
子供は、期待に応えるために、必死でがんばろうとします。
みんなに喜んでもらえたら、嬉しいから・・・。
「頑張って、頑張って。」
と言うのは、簡単だけど、その期待に応えるのは・・・
そして、子供だから、その身体も痛みを感じながらも
「そんなの、大丈夫。」
って、大人が簡単に言ってしまえば、その痛みが当たり前のものなんだと思って、我慢し、走り続けます。
そして、その痛みに自覚症状がなくなってしまうことも・・・。
身体は、痛みを通り越して、触られるとくすぐったくなります。
ヨウちゃんの身体は、その状態まで来ていたのでした。
これが、エールになるかな?
皆様、子供さんの身体、大丈夫ですか?
特に、スポーツ少年団とか入って、必死で何かしらのスポーツを頑張っている子供さん。
頑張ることは、意外と簡単なんです。
だって、お父さんお母さんが喜んでくれるもの。
だけど、もしかしたら、言えないかもしれません。
身体が痛くて思うように動きたいけど・・・。
気に掛けてあげて下さいね。
しっかり、子供達と一緒に自分もメンテナンス。
テレビを見ながらでも、子供さんと一緒にストレッチとか、いかがですか?
そうすれば、皆様の日ごろのコリも和らいで、家族みんなで健康になれて、肌の触れ合うスキンシップで、家族みんなで笑顔で過ごせる。
ヨウちゃん、ノブ君、コウ君、みんなでストレッチ、楽しみながらやっていってね。
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