お姉ちゃん、3連休は、家族とゆっくり過ごせた?
今日は、続きを読む前に、だいぶ前に書いたブログ、長いんだけど、順番に読んで欲しいな!
葛藤のうえでの結論のゆくえ続、葛藤のうえでの結論のゆくへえ柏木のおばあちゃん、ありがとう!最高のクリスマスプレゼントでした。ちょっと長かったけど、順番に、読んでくれた?
そしたら、今頃、目から汗と鼻水タラタラで、大変な状態になってない?
それは、きちんと拭いて、さあ次を読んでみよう。
37歳誕生日に王子様との出会い!これ、読み終えたら、ちょっと笑えたかな?
このブログのエールの所に書いてある、織田幹夫記念にノブ君が出場した時のこと、今日は、主に書こうと思うんだ。
話は前後するんだけど、この前ね、と、言っても、9月最後の週末に、仕事も次の日あったから、実家に帰ったんだよね。
そしたら、たまたま、お祭りしていたから、お父ちゃんと、お母ちゃんと3人で、夜ごろを見にいったんよ。
いつもだったら、ヨウちゃん、ノブ君、コウ君がくるみたいなんだけど、今回は、兄ちゃん一家は、ヨウちゃんだけ残して、ノブ君、コウ君は、陸上の県大会に行ったんだって。
県大会の結果を言う前に、ノブ君が県大会の出場権を手にした時の写真、下にあるんだけど、どの子が、ノブ君か分かる?
その4月29日にあった織田幹夫記念で、県大会出場権のタイムを切ることが出来たから、今回の、大会に出場出来たんよ。
私も見に行くことが出来て、もう、無茶苦茶感動したんよ。
ずっと書きたかったんじゃけど、書けずにいて、今頃、書いてます・・・。その日は、お父ちゃんも、お母ちゃんとコウジも一緒に見に行くことが出来たんじゃけどね、いつもとお父ちゃんの様子がおかしいんよね。
私達と一緒に、ビックアーチへ入ろうとせず、
「お父ちゃんは、ここでノブ君が練習に来るのを待っとくけん、先に行っといて。」
何か、変じゃろ???
何なんじゃろって思いながら、お父ちゃんと置いて、お母ちゃんとコウジと3人で、先にビックアーチに入ったんよ。
そしたら、まだノブ君は、アップに行く前じゃったんよ。
じゃけん、ノブ君がアップに行くのを、ミキも一緒について行ったら、お父ちゃん、ノブ君が来る場所を知っとったみたいで、その入り口で待っとったんよ。
でね、ノブ君にね
「ノブ君、いつも地元の駅伝大会の時とか、あと1秒で、新記録を出すことが出来んじゃろ。今日はの、いつもより、ちょっと力強く足を蹴って走ってみ。たった一秒なんじゃけん。頑張れよ。」
ノブ君は、素直に
「はい。じいちゃん、ありがとう。」
と、言って、私達は、ノブ君がアップに行くのを見送ったんよ。
それから、やっとお父ちゃんもビックアーチに入る気になって、いよいよ、ノブ君が走る3000m。
スタートして、最初に私達の前を通った時のノブ君。この写真だと、7番目の黄色いハチマキしてるのね。

次のは、何周目かした時の写真。11番目がノブ君。

ノブ君が前を通る度に、みんなで、
「ノブ君、がんばれ~!走れ、走れ、がんばって~!」
て、6周ぐらい言い続けて、最後の周になってきた頃に、なにやら、チーちゃん(義理姉)の応援がヒートアップして
「ノブ、ノブ、30秒、30秒。ノブ。30秒。・・・」
ゴール寸前の直線になったら
「ノブ、走れ~、30秒切れ、あとちょっと、走れ~。」
そして、ノブ君がゴールした瞬間。
「ヤッター、ヤッター、県体出場じゃ~、ヤッター。」
なんの30秒かと思ったら、そう言うことだったのか・・・。
と、ノブ君のタイムは、9分29秒72。13位。
これって、凄くない?
これは、その時のノブ君の自己ベストタイム。
ノブ君は、お父ちゃんが言ったことを、素直に受け止めて、いつもより、ちょっとだけ力強く足を蹴ったのだとは思うけど・・・。
ノブ君が走り終えて、県体出場が分かった時のお父ちゃんの顔。勿論、目に汗がにじみでとったんよ。
ほんでもって、応援しながら、ノブ君の一生懸命に走る姿をビデオカメラで必死で捕らえていたお兄ちゃんの顔。
あの大きい目が汗でキラキラして、顔も赤くして、笑っとったんよ。
もう、ノブ君の一生懸命に走る姿、ほんまにカッコエかったよ。
しかしながら、お父ちゃんのアドバイス、何なんじゃろ?
この結果を知った時、うちのお父ちゃん、何者なんじゃろって思ったんよね。
こうして、無事に、県大会出場が決まって、その県大会一日目の日の夜、私は、実家に帰って、お父ちゃんと、お母ちゃんと3人で、祭りの夜ごろにいったんよね。
それから、コウジも帰って来て、一緒にイガ餅食べていたら、コウジが言うのよ。
「県大会、どうじゃったか電話してみんけん。あれじゃったら、明日、行けるよ。」
と、そしたら、父ちゃん素直に、お兄ちゃんへ電話。
父:ノブ君、今日はどうじゃった?
兄:自己ベスト記録8秒縮めて、明日、決勝に出られるよ。
父:ほうかほうか、良かった良かった。また明日、10秒縮めたらええねえ。明日は、何時から決勝なん?
兄:12時ぐらいじゃと思う。
父:そこまで行くの、ここから、どれくらいかかる?
兄:朝5時ぐらいに出て、3時間ぐらいかかったと思う。
父:ほうなん。ほしたら、明日行くかもしれんけん。
と、凄くない?織田幹夫記念の9分29秒72から9分16秒66になったみたいだよ。
県大会で決勝にも出場出来て、本当に良かった。
私も、一緒に応援行きたかったよ~(ToT)/
だけど、仕事が入ったから、実家に帰ったわけで・・・。
織田幹夫記念から、他にも何度か大会はあったみたいなんだけど、私は、学校とか仕事とかで忙しくって、見に行けなかったんだよね。今回も・・・。
でも、お仕事お仕事。ずっと、私が帰省するのを待ってくれていた方々に、ボディーケアさせてもらうのが、今回の私のお役目。
応援は、お父ちゃんと、お母ちゃんと、コウジに任せて・・・
次の日は、朝早くから、3人は家を出て、三次まで応援に行きました。
私は、仕事を終えて、家で一人、みんなの帰りを待っておりました。
そして、お父ちゃんからの電話。
父:今、どうしようる?今から帰るけん。
私:ノブ君、どうじゃった?
父:がんばって記録は縮めたんじゃけど、11位で入賞出来んかった。
私:でも、良かったね。見れて良かったね。
タイムは、予選9分16秒66から決勝は9分15秒13で、自己ベストをこの大会で9秒近くも縮めたんだよ。
凄いよね。
お姉ちゃん、今、どんな顔しとるの???
鼻水はちゃんと拭かんと、綺麗な顔が台無しよ。
そろそろ、エールするね。
ノブ君、本当に、お疲れ様でした。
あの事故から、ここまで、本当に良く頑張ったよね。
小学5年生の冬休み、なくなった手の指を、足の指から移植するために手術をしようとして、失敗と言うわけではないのだけど、痛い目にあいながら、その手術は断念せざるえなかったよね。
あれだけ悩んで挑んだ手術だったのにね。
だけど、その後、ノブ君は、その手術はしない。
走ることを続けたいからと、自分で決めたんだよね。
良かったね。そう決めて、一生懸命がんばったもんね。
そのノブ君の姿は、私達みんなにパワーをくれたよ。本当にありがとう。
そして、中学3年間、陸上部お疲れ様でした。キャプテンのお役目も、お疲れ様でした。
あっ、でも、今月末に、まだ、中学生最後の記録会があるんだっけ?
次の大きな大会とかに繋がることはないのだろうけど、また、いつものように、記録更新目指して頑張ってね!
「葛藤のうえでの結論のゆくえ」シリーズ、この辺で、ノブ君の結論は出てたかなあって思って、今回のタイトルは、「完結、葛藤のうえでの結論のゆくえ」と、させて頂きました。
長いお話、最後まで読んでくれて、ありがとうね。
そう言えば、お姉ちゃん、今度、ノブ君に電話してみて。
この前ね、電話したら、変な声して出るけん、また、遊ばれとるのかと思ったんじゃけど、声変わりしとったよ。
あとね、もう、うちらの背は、完全に追い抜かれてるらしいです。
あんなに、細くて小さかったのにね。
細いのは変わらないみたいだけど、背はかなり高くなってるみたいよ。
もうすぐ、お兄ちゃん抜くんじゃないかな?
今度、広島に帰ってくるの楽しみじゃね。
私も、ユウちゃん、ミーちゃん、ユウ君に会えるの楽しみにしとるけんね。