今日は、午前中は、のぶちゃんと一緒に、三国志~司馬懿 軍師連盟~第61・62話を見ました。
もう何が何だか、涙が溢れた

この2回の物語の部分が、歴史書にあるかどうかは分からないけど、寓話だとしても、胸を打たれた

何と素晴らしい脚本なんだろう

歴史的背景は分かっているから、誰がどの段階で亡くなっていくのか、分かっているはずなのに、どうなっていくのか、気になってしょうがない。
司馬懿(曹)と孔明(蜀)の対決の中で、司馬懿の次男の独断の出陣による大敗。
次男は斬首を司馬懿(父親)から言い渡されたのだけど、長男が身をもって次男を守ろうとする。
その姿を見て、その取り巻きがまた動き、
「次男を斬首にするなら、我々全員を斬首してください」
と、司馬懿に対し懇願する姿。
司馬懿は自分の愚息の為に、ここまで懇願してくれた取り巻きの兵達に、感謝しつつ、丁重に詫びをする。
その懇願により、やむなく斬首を逃れた次男は、鞭打ち200回に減刑された。
次男は鞭打ちの刑が始まる前に司馬懿に向かい
「落としたはずの命が救われました。この命をかけ、蜀を滅ぼすと天に誓います。」
と、叫ぶ。が、途中145回で、気絶。
長男は、気絶した次男に、水をかけ、目を覚まさせ、
「男ならば顔を上げて耐えろ。」
と、刑を最後まで受け止めるよう涙ながら言い放った。
そこから200回まで、長男が次男に向かって鞭を打つ。
これこそが、『愛の鞭』って言うのかと、痛感させられた。
その鞭を、次男も、心して受けている様子。
それを涙を堪えながら数を数えていた兵。
その始終を見守っていた他の兵達の姿がなんとも言えず・・・
こんなこと、ここに私が書いても、感動が伝わらないことは分かりながら、もう一度、録画を再生しながら書いてしまう

私は、実のところ、のぶちゃんのお陰で、この難しい三国志のドラマを見続けることが出来ております。
三国志好きののぶちゃんが、途中、一時停止したり、巻き戻ししたりして、起こった内容や、難しい日本語訳の意味を説明してくれます。
最初は話の展開が早すぎて、日本語訳が難し過ぎて、ついていけない。
役者の顔が、同じに見えるし、同じ役者が髪型を変えたり武装したりすると、また分からなくなる始末で・・・。
何度も巻き戻しては、日本語訳を読み直す私。
そんな私を、理解するまで待ってくれるのぶちゃん。
でも、86話のうち、なんだかんだ言いながら、ここまで二人で見続けることが出来たのも、脚本や配役、役者さんの素晴らしい演技力あってのことかと。
でなければ、のぶちゃんも、ここまで、毎回、楽しみにしていない。
三国志では蜀の諸葛孔明の方が有名だけども、最後に三国を統一させたのは、曹の司馬一族。
このドラマが、何処まで歴史書に忠実が分からないけど、家族の相愛が強かった司馬一族の様子が分かる


曹操の夢にでてきた「三頭の馬」が司馬一族に相当するのかな?
三国志は、『孫氏の兵法』なくしては語れない。

『孫氏の兵法』は、最古の最強ビジネス書と言われ、今でも重宝されている。
それに相応しい、この物語を作り上げた関わった方々に、尊敬の念しかない

引続き、最後まで二人で楽しませてもらおうと思います。
これからの私達の人生に、そして、かなりおこがましいことですが、世の中にも、お役に立てるようにお勉強させていただきますね
